地盤に関するお役立ちコラム

COLUMN

2018.08.07

ブロック塀

地盤事業部

こんにちは、地盤事業部の一宮です。

先日の『大阪府北部地震』 『平成30年7月豪雨』により甚大な被害が発生しました。
被災された皆さま・ご家族の方々に対しまして、心からお見舞い申し上げます。

6月18日に発生した『大阪府北部地震』において、通学路のブロック塀が倒壊し、
登校途中の小学生が下敷きになり亡くなってしまうという痛ましい事故がおきました。

倒壊したブロック塀は、基礎部分とブロック塀を合わせた高さが約3.5mもあり、
建築基準法施行令の規定よりも1.3mも高かったそうです。
また、塀を固定する「控え壁」が施工されていない、「鉄筋」の長さが不足しているなど、
構造の脆弱性が次々と指摘されています。

この痛ましい事故を受けて、全国的に公共施設や学校に設置されている
ブロック塀の点検や、危険なブロック塀の撤去などが進められています。
私の住む徳島県においても、ブロック塀のある30校のうち17校で
早急な安全対策が必要な部分があるとして、撤去することになりました。

通学路に面する私有地のブロック塀については、所有者に改修の責任があります。
改修にかかる費用は、所有者の個人負担になるのですが、市区町村によっては、
一定の条件にあてはまるブロック塀の撤去や新しい塀を作る工事費を補助してくれる
制度があります。一度、お住いの市区町村に相談してみてはいかがでしょうか。
この様な事故が二度と起きないよう、私たちの果たす役割について考えてみましょう。


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