地盤に関するお役立ちコラム

COLUMN

2021.05.01

食欲の秋

工法管理部

品質管理課の丹場です。

食欲の秋!ということですが、皆様は秋に食べたいものは何を思い浮かべるでしょうか。
さんま・栗・サツマイモ・・・秋の味覚を堪能できる食材は他にもありますよね。

私の実家は自然に囲まれた環境にあります。

そこで今年は秋に向けサツマイモを育てることに挑戦しました。

種類は「安納芋」。第二次世界大戦後、帰還した兵士が持ち帰った芋が起源と言われているらしいのですが、種子島で栽培が始まり今では全国各地で栽培されるようになったそうです。安納芋は水分が多くねっとり感があることが特徴です。

(参考文献:おひさまとくだもの)

 

ということで、サツマイモを栽培するため家族の協

力を得て初夏に土を耕しました。

サツマイモは日光が良く当たる通気性の良い乾燥した土を好む為、高さ20~30cmの畝を作りました。
そして、雑草が生えるのを防ぐためや害虫の対策に黒いビニールシート(マルチングシート)を敷きます。

さすが両親は手際が良く、祖母も加わりせっせと作業しました。
その後、うまく育っているか定期的に父から経過報告があり、葉が枯れてしまったものもありましたが、順調にモリモリ成長しました。
そして先日、試しに少し収穫を行いました。

うまく大きくなっているものもあれば、驚くほど育っていないものもありました。(写真1)
  おそらく原因は、植え付けの時の「斜め植え」の仕方が良くなかった為です。本来、深さ10cmくらいの楕円形の植え穴を掘り、苗の3〜4節が土の中に入るように斜めに植えつけ(斜め植え)を行うのがポイントとなるそうです。 しかし、実はそのことに気づいたのは、植え付けを半分以上行ってからでした。育っていない箇所は、植え付けの際の深さなど足りていなかったことが原因かもしれません。
また、枯れてきた箇所は、挿し木のような方法で再度植え替えをしたのですが、結果つるボケ (写真2)となってしまいました。
次回またチャレンジしてみようと思います。
土、土台がある程度しっかりしている・・・あとは植え方だけのはずです!

「土台がしっかり」・・・ということですが、家を建てるとき地盤の善し悪しがあるのをご存じでしょうか。
せっかくしっかりした家を建てたとしても、土台がしっかりしていないと意味がありません。

今一度、地盤の調査・地盤の改良工事に関して改めて目を向けてみませんか?

弊社の地盤調査は、スウェーデン式サウンディング(SWS)試験、ボーリング調査等対応しております。
また自社開発の新しい地盤調査治具:SSJサンプラーは、スウェーデン式サウンディング試験機を利用して、今まで困難だった精度の高い土壌サンプリングを可能にし、それによって水分量やpH値等を測定することができます。低コストで汎用性が高い等メリットがあります。
詳しくは今ご覧いただいている弊社のHPにも記載しておりますので、是非ご参考までに。

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