お客様の声
VOICES
私は、南海地震(体験)、芸予地震(体験)、阪神大震災(当時娘夫婦神戸在住、視察に行く)など多くの大震災を体験しました。中でも幼少時の南海地震で体験した恐ろしさは忘れられず、地震に対しての興味はとても強く持っていました。 幼少時の南海地震の時、母は大広間に子供達を集め抱え地震がおさまるのを待ちました。瓦がガラガラと崩れる中、傾きはしましたが昔の家は頑丈なため倒壊は間逃れました。倒壊していればきっと私は生きていなかったと思います。
更に、実家のある場所は元々田園地帯で、地下水も豊富。大雨・台風時には近所の家々が水に浸かる事も度々。
これらの経験によって、家を建替える際、地盤については色々と勉強しました。なぜなら地震は防ぎようがないし、何よりも地震による液状化が一番怖いからです。阪神大震災の被害はそのほとんどが液状化によるものだそうです。構造がよくても地盤が悪くては家の倒壊は必至。
となると、家だけでなくまずは家を支える地盤が大事。何処までやったら完全、ということはないけれど最善の対策はしておくべきだと思い資料を取り寄せ何ヶ所も検討を重ねました。 色んな工法を調べ5ヶ所目に出会ったのが「砕石パイル工法」でした。この工法は今まで調べた工法とはひとあじ違っていました。他の杭のようにそこだけを支えるのではなく、地盤全体を支えてくれる。言い換えれば地盤の土(質)そのものを変えてくれる。更に砕石杭のわずかな隙間は水の逃げ口となってくれ、液状化による水の噴出ひいては地盤の傾きを防いでくれる。これは今までにない画期的な工法だと確信、即決しました。 施工は全ての段階で見せてもらいました。ひとつひとつ確認しながら少しずつ砕石を投入して、しっかり締め固めていく。時間も費用も他の工法より少しかかりますが、これだけ懇切丁寧にやる工法は他にはありません。手間隙かけて金銭をかけた効果(価値)は必ずあると思います。
安全のスタートは基礎(地盤)から。家がつぶれるなどということはあってはいけないから、家を建てる際、地震を考慮することは必要かつ当たり前。また、地震に対する備えは出来るときにしておくべきです。
私は、将来の保証を買うのだと思えば多少の(金額的)高さは気にしません。
<余談> 現在敷地をグループホーム(老人介護施設)に改築中です。自分が住むだけでなく、ケアの施設として家がつぶれるようでは責任がとれません。何かあればここを地域の避難場所として使って欲しい。そのために、地盤や家の耐震はもちろん、太陽光での発電、井戸による地下水の確保など自然災害に対する備えを可能な限りしていくつもりです。
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